代表ブログ
ブログ|2020.12.29
お歳暮届く
昨年より伊勢からお歳暮が届くようになった。
伊勢エビ。
箱の中に入れられてどれほど経つのか、
まだ動く。
昨年届いた時には驚き、
家族会議にかけて、水槽で飼おう!?
という意見でまとまったが、
現実とはならなかった。
美味しいのは間違いないだろう。
しかし、結婚式でグラタンになったものしか見たことない私にとっては、どうしても食べ物には見えない。
飲食店を経営している我が家には、
その殻を割ることができる包丁も、
茹でることのできる大きな鍋ももちろんある。
問題は誰がやるかだ。
出刃包丁で殻を割るか、
熱湯の入った鍋に入れるか、
候補者は立たなかった。
立派な伊勢エビ。
美しい姿を見るだけでありがたい気持ちになるのは、お祝い物と刷り込まれているからか、神々しいほどのあかのせいか。
万物の素晴らしさと不思議さを想う。
美しく不思議な生き物。
人間は最たる物なのかもしれない。
誰にも食べられることなく、
好きなことができる人間に生まれた奇跡に感謝する。
五感で感じることができ、
自分の意志で自由に選択することができるのだ。
自分の心が喜ぶことを選択したい。
美味しいサラダをどうぞ