何かをはじめる時、お金はいる。

お金がないからと諦めたことはあるけれど、
今思うと本当にやりたいことだったのかと思ったりする。
だって憶えていないんだもの。

 

小学生の時に欲しかった白のスニーカーのデザインを今でも覚えている。
きっと本当に欲しかったのだと思う。
そんなに高くなかったのに、お金がもったいないと思って買わなかったのだ。

若い頃ゴルフに行くために仕事をした。
一緒にゴルフへ行く人たちのお財布の中には、
札束がたくさん入っていたことを今でも憶えている。
連れて来てもらっている女性も少なからずいた。

夜中まで働いて、明日のゴルフ代を稼ぐ自分が悲しいと思ったことは正直ある。

お願いすれば連れて行ってくれたかもしれないけれど、
お願いしたことはない。

自分のことをこれ以上嫌いになりたくなかったのかもしれない。

きっと可愛くない子だったに違いない。

 

世の中にはお金はたくさんある。

自分がやりたいことをやる時に、必要な分だけあればいい。

やりたいことを心を込めて話す。

ありのままの自分を受け入れて、
素直に自分の思いを話す。

何が得で何が損なのかを考えていたら、動けなくなる。

損得ってお金のことよね、きっと。

 

情けない自分を受け入れて、
やりたいことを熱い思いでただ話す。

 

現実は良くも悪くも自分のの思いで決まると思っている。
願ったことが叶うという都合の良いことではなく、
思ったままが現実となると思ってるいる。

「世の中はそんなに甘くない」という人には甘くない世界が見えるのだろう。

世界が甘いと思っているわけではないけれど、

自分を信じてただ突き進む。

自分の見たい世界を見るために。