同じことばかり話していることに、いつごろからか気付く。

何度も同じことを話しているうちに、
自分にとっては当たり前のこととなる。

 

試験対策でも例外ではない。

何度も何度も同じことを話す。

 

それでも何度同じことを聞いても覚えられないのはどういうわけか。

そう、人は　忘れる　という才能を持っている。

忘れないためにはどうすれば良いのか。

学生の時の勉強を思い出して欲しい。

何度も何度も書いたことはなかったか。

予習、復習の習慣を思い出して欲しい。

聞いた話を書く、書く、書く。

人に話すことで自分の学びとなる。

忘れることを悔いる前に、
人は忘れるものと受け入れる。

忘れてしまう自分を責めて忘れないなら責めるのもいいけれど、
基準の分からないものと自分を比べて、自分を責めても何の生産性もない。

ダメ出しは人がしてくれる。
試験なら尚更だ。

何がダメなのか、どうやりたいのか、自分にしっかり訊く。

自分を判定してダメ出ししている暇はない。

 

自分の想いをただ話しているだけだったのに、
何度も何度も同じことを話しているうちに、
体系的に話せるようになったことに気付く。

 

知識は行動する事で自分の学びとなる。

 

試験対策も同じ。

書いて、書いて、書いて、何度も何度も繰り返し話す。

最初から出来る人はいない。

 

恩師のフレーズを未だ自分に繰り返す。

『慣れていないだけ』