100%良い人
100%悪い人
はいません。

人は皆とてもグレーな存在だと思うのです。

得意なことがあったり
苦手なことがあったり

好きなことがあったり
嫌いなことがあったり

そんなことはみんな分かってるはずなのに、

正しいか間違いか
善か悪か

いい人悪い人と
白黒つけたがる時があります。

 

こんな学生さんがいました。

「先生、模範解答を教えてください」

そう、正解を教えてくれというのです。

試験ですので、もちろん正解はあるのですのが、

（間違えたくない）

という傾向の学生さんが少なからずおられます。

 

では社会では何が正解なのでしょうか？
そして正解を教えてくれ人はいるのでしょうか？

そうですね、全て自分で考えて、自分で決めて行くのです。

答えから自分で探す必要があるのです。

誰も教えてはくれません。

何故かって？

自分の人生の正解は自分しか知らないからです。

自分にとって何が正解なのか！？

自分でも分からなかったりするのに、他人が知ってるわけがありません。

人にきいてはいけないということではなく、
人の意見を採用したり、
人の真似をしたりする時もあっても良いと思うのです。

でもそれは、その人の人生を生きるためではなく、自分の人生を生きるため。

人の人生を生きている時は、笑ってないから、苦しいからすぐに分かります。

そしてまた自分にダメ出ししてしまう時もあるかもしれません。

それもまた自分です。

何を基準に自分を責めますか？
誰と比べて自分にダメ出しするのですか？

同じ色の人はいないのに？

人と話しをして、
人にきいて、
人の真似をして、
人と比べて、
そんな中で、自分を知っていくのではないでしょうか？

 

みんなグレーなのです。

人生の中で自分の色を探して行く。

今、自分は何色なのか！？

そして何色になりたいのか！？

 

静かに静かに自分と対話しながら、自分が笑顔になれる小さな幸せを見つけられたら少しずつ変わっていく自分の色が見えるようになると思うのです。

その色に、いいも悪いもないよね。