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ブログ|2020.07.20

自分と向き合うのがこわいー後編ー

何かに夢中になっていないと、
不安で仕方なかった学生からの若い頃。

 

独りで考え出す癖がこわったのかもしれない。

 

得意な事が何もない、
夢もない、
なんのために生まれたかも分からない、
なんのために生きるのかも分からない、

 

情けない自分が嫌いだった。

 

何も見つけられていない自分と向き合うのがこわかった。

 

オートバイ、陸上、テニス、
なんでもよかった。

 

夢中になれるものが欲しかった。 

 

余計なことを考えなくて済むように。

 

何かにとりつかれたように、
焦っていた。

 

今思うと、とても大事な時間
だったのだと思う。

 

私がイライラしていることに気付くと、
母は決まってこう言った。

 

(走って来たら)

 

今でも
何かに迷い選択に迫られた時には、

 

頭の中を真っ白にする。

 

オートバイ
陸上
スキューバ

絵画
三味線
ピアノ
ゴルフ
テニス
ゲーム
読書

やることは変わっていったが、
なんでもいい。

 

身体を動かす方がより効果的だ。

 

自分の思い込みや、偏りを
吹っ飛ばす。

 

新しい、いいアイデアが浮かんだり、
決断できた。

 

情けない と自分を責めている間は、

心に余裕なんてできない。

 

心に余裕ができると、
(やってあげる)ではなく、

 

自然にやってしまうのだと
今なら分かる。

 

母は、
イライラしている私も、
情けない私も、
迷ってる私も

 

ありのままの私を愛してくれていた。

 

母がしてくれたことを、
自分で自分にする。

 

イライラしてもいい、
情けなくていい、
迷ってもいい、

 

こわいままでいい

 

そのままの自分を愛して、
優しく自分に聞いてあげる。

 

どうしたい?

 

どうなりたい?

 

母はもういないが、

 

感謝しかない。

 

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